所長挨拶

障がい者施設での介護の仕事からはじまり、15年のケアマネジャ経験を通じ、様々な事業所さんとお付き合いさせていただきました。利用者さんの生活の質を良くしたいと考えている志ある方々と仕事をしてきました。昨今、ますます人材不足が深刻な業界で、採用や定着・育成の面で、多くの経営者の方々が悩んでおられると感じています。


私が福祉業界で働いている時も、労働市場の変化を感じていました。
他業界からの応募人材が増える中、早期人材確保のために、一定のトレーニングを積んで育成していない求職者を人材紹介会社から安易に受け入れ、結果、早期退職や現場の混乱を招くことが増えたように感じていました。

これからは、シニア世代、外国人、障がい者、といった多様な人材の確保が必要になっていきます。そして、事業継続には若い世代の確保も必須です。
そのためには、物心両面で魅力ある職場づくりをし、職場内外にアピールする必要があります。そこには、法令に基づいた雇用環境の整備や多様な人材をいかに育成していくのかというノウハウも必要になります。

そして、その前提として「自分たちの事業所はどうありたいか」を明確にすることが重要だと思います。

これらの重要な経営課題に対し、社労士として、経営者・人事担当の方々とともに、スタッフの皆様がやりがいと将来性を感じながら働ける仕組みづくりを一緒にサポートをさせていただきたいと思います。

TAMU社会保険労務士事務所
所長　田村俊明